産休から復帰しました
ご無沙汰していました。
Kiss and Cry・落合です。
ご無沙汰……と言っても、予定より早いですね。
前のブログでお知らせしたとおり、第一子出産のために産休に入っていました。
6月8日。
無事に我が家の王子・美生(みお)がこの世にやってきました。
「かわいくて食べちゃいたい」という言葉の意味を知りました。
当初の予定では9月末まで産休・育休に入る予定でしたが、おかげさまで体調の回復も早く、息子も健康で、お客様からの引き合いや早期復帰を望む声も多く、8月から少しずつ仕事を始め、9月から完全復帰しました。
産休明けの仕事状況
産休に入る前は、「このまま仕事が切れてしまったらどうしよう」という焦りがありました。復帰を待ってくれるクライアントさんもいる一方、後任を探すお客さま、内製に切り替えるお客さま、一旦広報活動を終了するお客さまもいらっしゃいました。
性別に囚われずに働きたいと思ってきましたが、否応なしに自分の性と向き合わざるを得ませんでした。
そして、女性経営者の大変さを改めて知りました。
しかし、蓋を開けてみたらどうでしょう。
8月の段階でお客さまの数は産休前の7割まで回復し、9月には産休前とほぼ同じ水準まで契約社数を戻すことができました。内訳で言うと、4割が産休前からのお客さま、3割が新規でも以前からやり取りしていたお客さま、残り3割が全くの新規のお客さまといった感じです。
試験的に行った「1時間コンサルティング」が成功
同じように産休に入る一人会社の経営者やフリーランスのみなさんのお役に立てればと、1つ、成功事例をお伝えします。
産休開始から出産までの約1ヶ月間、私は新たな取り組みとして「オンラインでの広報1時間コンサルティング」を行いました。SNSで「出産まで手が空くので、オンライン限定で広報のアドバイスを行います。」と投稿したところ、4社からお問い合わせを頂きました。このうち2社は、MTG中にご契約の意思を示してくださり、実際に今、お仕事をさせていただいています。「産後も仕事が待っている」という事実は、私に自信と安心を与えてくれました。
子どもを抱えながら働くことに私が期待すること
6月生まれの息子は、月齢的には9月から保育園に入れることが出来ます。しかし、世の中には待機児童問題というものがあります。既に手続きはしていますが、新年度まで保育園は難しいと思います。
ただ、これは私にとって好都合でもあります。
SNSでよく書いているのでご存知の方も多いと思いますが、私は、子供と一緒に働くことを希望しています。これは別に子離れできないという話ではなく、子どもに働く現場を見せたいからです。
私自身が、自営業の親の後をついて育ちました。大人に囲まれて育ち、仕事する親の隣で宿題をやり、遊びの感覚で手伝いをしていました。
この経験は非常に楽しく豊かで、働くことの楽しさ、創意工夫する面白さを教えてくれました。なので私は、出来る範囲で子どもと一緒に仕事がしたいと思ってきました。
現在、子連れOKと言ってくださるお客さまのところには息子同伴でお邪魔させていただいています。オンラインMTGの際は、抱っこで会議に参加させてもらうこともあります。
途中でぐずってしまい、ご迷惑をかけてしまうこともあるのですが、寛大なお客さまばかりで本当にありがたいです。
子連れ広報パーソンが面白いと思ってくださる方は、ぜひお声掛けください(笑)
最後に。
出産前、「子どもを産むことで、仕事人間としての自分が死んでしまうんじゃないか。精神的、ホルモン的理由で、もうがむしゃらに働けないんじゃないか。」と不安に苛まれていました。
しかし、これは完全に思い過ごしでした。
いま私は、働きたくて仕方ないです。
仕事は、私と社会をつなぐ手段であり、私と大好きな人たちをつなぐ絆であり、私と息子が生きていくための糧であり、私を精神的に満たすものだと、改めて確信しました。
お仕事、ありがとうございます。
お客さま、ありがとうございます。
子どもがいようとなんだろうと、私は仕事を愛する、一人のPRコンサルタントです。
これからも、何卒よろしくお願いいたします。
2020年9月4日
株式会社Kiss and Cry
代表取締役 落合 絵美